食について

日本の食料自給率は40%前後と低め

日本は、世界でもトップレベルに食料を他国から輸入している国です。
なんとその輸入額は、五兆円を越えています。
世界の食料輸入額の10%ほどを日本が占めていることになります。
食料自給率もその分低くなっていて、カロリーベースならおよそ40%です。
金額ベースでは60%ほどと多少高くはなりますが、それは日本の食べ物が高いというだけのことでしょう。
カロリーベースの40%というのが、実際の食料自給率だと考えておいて問題はありません。
この割合は非常に低いと言わざるを得ません。
もしも戦争が起こってしまったら、日本のおよそ半数の人が飢えてしまう計算になります。
オーストラリアやアメリカなど他の国々は100%を超えている場合も多いので、早急に改善が必要です。
できれば100%に近づくように、国内の農業従事者を保護していく必要があります。
日本ではお米はよく作られていますが、それ以外の作物は実はあまり作られてはいません。
というのも、国土が狭いのでアメリカやオーストラリアのように大量生産をしにくいのです。
何とか知恵を出して、狭い国土でも食料自給率が上がるように努力しなければいけません。

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